メッセージ
日本被団協のノーベル平和賞受賞に際する祝辞
日本原水爆被害者団体協議会が2024年のノーベル平和賞を受賞されたことに、心よりお慶びを申し上げます。
日本被団協は、広島・長崎の被爆者の救済や核兵器の廃絶に向けて、68年にわたる活動をされてきました。79年前のあの日、きのこ雲の下で何が起きていたのか、生き残った人々がどのような傷を負ったのか、被爆の実相を伝え続けてきた日本被団協のご努力に深い敬意を表します。
こうした被爆体験を原点にしていたからこそ、日本被団協の核廃絶への願いは世界中の人々の心に訴え、核兵器禁止条約の発効として結実したのだと思います。
核兵器に立ち向かうための武器は、核兵器ではありません。核廃絶を願う人々の心です。このことを長年にわたり実践されてきた日本被団協がノーベル平和賞を受賞されたことは、被爆者支援団体の一つである私たちにとっても大きな喜びです。
ゆだ苑はこれからも、山口県被団協と密接に協力しながら、被爆者の支援と核なき世界の実現に向けて歩んでまいります。
2024年10月12日
(一財)山口県原爆被爆者支援センター ゆだ苑
理事長 八代拓
当苑は、山口県内の原爆被爆者支援と核兵器廃絶に向けた平和活動を行っています。
ご意見等ご自由にお聞かせください。
また情報提供等求めていらっしゃる方は連絡先をお知らせください。
アクセスマップ
本社所在地 |
〒753-0063 電話:083-922-4185 FAX:083-928-6181 |
---|---|
名称 |
一般財団法人 山口県原爆被爆者支援センター ゆだ苑 |
理事長 | 八代 拓(やしろ たく) |
設立 | 昭和43年(1968年)5月11日 |
事業内容 |
被爆者および被爆2世の診療の援助事業 被爆者および被爆2世を対象にした相談事業 宿泊・休憩施設利用の援助事業 被爆者および被爆2世の団体の活動支援事業 その他この法人の目的を達成するために必要と理事会が認めた事業 |