2010年9月6日 展示供養

9月28日(火)被爆者肖像画が、ゆだ苑に届きました。

 この肖像画は、毎年、美術家平和会議と日本被団協が、被爆者の遺族から依頼を受け、著名な画家が、生前の写真を参考に制作しているものです。

 今年も、ご遺族から制作依頼のあった肖像画が完成し、本日、日本被団協から、ゆだ苑に届きました。

 例年であれば、肖像画を8月下旬にゆだ苑へ届けていただき、展示供養を行うとともに、9月6日の山口原爆被爆者追悼・平和式典の場で依頼されたご遺族にお渡ししております。しかしながら、今年度は日本被団協側が展示供養を行う美術館が改修工事を行っていた関係で、ゆだ苑への届け日が遅くなり、式典でご遺族にお渡しすることが出来ていませんでした。

 今回、制作されたのは次の方の肖像画で、近日中にご遺族にお届けすることにしております。

 

故 西嶋 矢枝子 様

被爆地:広島・当時24歳

2010年4月25日結核のため死去

 

穏やかで明朗で聡明な女性。テキパキと物事をこなしていました。物事をはっきり言う性格で働き者でした(長女の西嶋京子様のコメントより)。