2012.7月 ピースリレー

7月26日(木)「県内結集・ピースリレー(平和行進)」を実施

 未来を担う子どもたちに、平和の大切さ、命の尊さを感じてもらいたい・・・そんな思いから、山口市内の5団体が構成する「山口県ピースアクション実行委員会」(生活協同組合コープやまぐち・一般財団法人山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑・山口県原爆被害者団体協議会・山口県生活協同組合連合会・山口県連合青年団)では、7月26日(木)、「県内集結ピースリレー&平和のつどい」を開催しました。 

◆内 容

①要請式 次第

  1. 山口県ピースアクション実行委員長 あいさつ
  2. 山口県への要請
  3. 山口県知事 あいさつ
  4. 山口県被爆者団体連絡協議会 会長 あいさつ  

②ピースリレー

  1. 山口県庁~パークロード~山口市役所~
  2. 山口駅前商店街~Nac(中市コミュニティホール) 

③平和のつどい

  1. 被爆体験を聞こう 
  2. CANT署名等経過報告
  3. 紙芝居 上演 「最後のトマト」
  4. みんなで歌おう「青い空は」「ふるさと」

県内各地から約140人が集まり、「戦争のない未来」と「核兵器廃絶」を訴える平和行進を行いました。

 まず県庁で要請式を行い、ピースアクション実行委員会の有吉 政博 委員長が挨拶をし、続いて親子が、平和市長会議が今年すすめる原爆被害の実態を伝えるパネル展の開催等への理解と支援・核実験を行った国々に対する抗議および県民に対する平和学習や被爆体験の継承などの具体的な行動を行うこと・非核三原則の法制化を国に対して訴えること・山口県の被爆者支援を山口県知事に求める要請書を読み上げ、山口県環境生活部の重政 義貴 次長に手渡しました。最後に県被団協の竹田國康会長が挨拶をし、参加者全員が県庁を後にして行進をスタートさせました。

 

元気な子供たちを先頭に、市民の皆さまに「戦争のない平和な未来」と「核兵器廃絶」を呼びかけながらパークロードを行進し、山口市役所へ到着。市役所でも副市長が迎えてくださり、代表親子が要請書を手渡しました。副市長のご好意で表入口で暫し休憩をさせてもらい、元気を取り戻すと、再び、山口市の道場門前商店街にあるNac(中市コミュニティーホール)に向けて行進をおこないました。

 

Nacに到着後、冷たいお茶とおにぎりを飲食後、12時から、「平和のつどい」を開催しました。会場は、各地域の平和活動に用いられた展示物等が展示され、活動に積極的に取組んでいる様子が人目でわかるようにと、穏やかな雰囲気に包まれました。

 

 山口県庁から約1時間かけて中市商店街のNacまで、元気で大きな声を出して沿道の人たちにアピールしながら歩いた子供たち、小さな子の手をしっかり握り締めながら歩いていた若いお母さん、最後まで歩けるかなあと言いつつ一緒にゴールした被爆者の方々、みんなが一体になって活動できたこの一日をとてもうれしく感じました。

 改めて、核兵器も戦争もない平和な未来を!と感じさせる一日でした。

 皆さま、暑い中、お疲れさまでした。

 

日程・市町村 行進コース・予定時間
7/23(月)萩市  萩市役所 行進出発 →   萩東中学校 → 東萩駅広場
集合9:30 要請式10:00 →11:00頃到着
7/26(木)山口市 県政資料館 → 山口県庁→ 山口市役所→ Nac(中市コミュニティホール)
平和のつどい
集合:9:45 要請10:00 要請10:45 到着11:30 終了13:30
7/31(火)岩国市 岩国市役所 行進出発 → 岩国駅前 → 岩国市民会館
集合9:30 要請式→ 11:00頃到着
8/1(水)下関市  下関市役所  行進出発 →水上警察 →中通り → 下関市役所
集合9:15 要請式9:30→10:30頃到着