10月22日(月)山口市立徳佐小学校から来苑
9月の原爆死没者追悼・平和式典に向けて準備を行っているなか、山口市立徳佐小学校から連絡があり、10月末か11月初めに学校で「平和学習」を行う際に、戦争や原爆について知り、平和の大切さを学ぶために、子供たちに語りを聞かせてほしいとのことでした。
ゆだ苑としては、山口市立湯田小学校に引続き、学校の平和学習の一環として声をかけていただくことは、たいへん嬉しいことです。
10月22日、担当の先生が打合せを兼ねてゆだ苑を訪問してくださり、原爆関連資料のパネルやビデオ・絵本を少しお持ち帰りになりました。
10月25日(木)山口市立徳佐小学校の平和学習会へ参加しました。
徳佐小学校から、同校の「平和学習会」への「語り部」派遣の依頼がゆだ苑にあり、学校側に了解を得て、当日、語りをしてくださる増原さんと一緒に、事務局の私(坂本)もその学習会へ参加してきました。
以下は、その学習会の報告です。
- 日 程:10月25日(木)10:30~
- 会 場:山口市立徳佐小学校 6年生教室
- 内 容:平和学習会
- 「語り:戦争も原爆もない平和がいつまでも」
講師:山口市原爆被害者の会 事務局次長 増原 博 さん
「質疑応答」
「感想の発表」
- 「語り:戦争も原爆もない平和がいつまでも」
徳佐小学校は、しだれ桜で有名な徳佐八幡宮の近くにあり、到着すると、坂根校長が出迎えてくださいました。
広大な自然の中に建つ校舎はとても新しく、木の温かみを感じる広々とした空間の中で学べる子供たちを、うらやましく思いました。
担当の上田先生からご紹介していただいた後、増原さんの語りが始まり、約1時間、子供たちは姿勢を正したまま静かに語りを聞き入ってくれました。
その後、生徒の質問に増原さんが答え、最後に、代表の生徒さんが「語りを聞き、戦争や原爆の恐ろしさを実感しました。これから僕たちが平和な未来を築けるようがんばります」 と、語りを聞いた感想を述べてくれました。
また、担当の上田先生は、「今日こうして、原爆を体験された増原さんの話を直接聞いたことを、子供たちは一生忘れないと思います。子供たちには、平和の大切さを知り、平和を願う人として世界の国々の人々とともに生きていくことの大切さを自覚してもらいたい」との話しをされました。
11月19日(月)平和学習を終えて生徒の皆さんから冊子のお届け
本日、山口市立徳佐小学校6年生担当の上田先生が、製本された冊子を届けてくださいました。
これは、先日平和学習会の一環で、戦争・被爆体験の語りを聞いた生徒の皆さんの感想文を集めたものでした。
感想文には、感謝の気持ちや率直な想いが、たくさん込められていました。
山口市立徳佐小学校6年生の生徒の皆さん、
担当の上田先生 ありがとうございました。