被爆ピアノコンサート 開催

9月6日(土)被爆ピアノコンサートin山口 開催

 世界で唯一原爆が投下された日本。

 一瞬にして多くの命と財産が奪われました。1945年8月6日、広島に原爆が投下された時、原爆の爆風により割れたガラスで傷だらけになった「被爆ピアノ」が大切に修復されました。

 この被爆ピアノが奏でる平和の調べにより、「恒久平和への願い」の実現をめざしたいと思い、昨年に引き続き、山口市で被爆ピアノによるコンサートを開催いたしました。

ひろしま被爆ピアノ平和コンサートin山口 プログラム

開会挨拶 矢川 光則さん (ピアノ調律師 広島被爆二世)
 被爆ピアノ演奏  大島 久美子さん (朗読・歌)
予定曲目 ①朗読 『岩田家の被爆ピアノ物語』 (創作 ひろしま被爆ピアノ友の会)
②被爆ピアノに捧げる曲 『わたしはピアノ』(藤田 真 作曲)
③『原爆を許すまじ』(浅田 石二 作詞  木下 航二 作曲)
④『死んだ男の残したものは』(谷川 俊太郎 作詞  武満 徹 作曲)
⑤『折り鶴』 (梅原 司平  作詞 ・ 作曲)
⑥ ピアノ ソロ 
一般参加者
による演奏
①永見 陽菜さん   『おともだち』
②吉澤 まひろさん  『初めての悲しみ』
③Yumi さん         『虹』
④菅谷 亮輔さん   『虹の空に向かって』 
ひろしま平和の歌 重園贇雄 作詞 山本秀 作曲
閉会挨拶  (一財)山口県原爆被爆者支援センターゆだ苑 理事長 岩本 晋

「虹の空に向かって」菅谷 亮輔作詞・作曲

小鳥のさえずり 吹きぬけてく風

時間ときは止まることもなく 僕らを変えてゆく

 

ゆらり揺れる花たちと 熱い太陽は

生きる力を僕に 今も与え続けている

 

どうしようもなくやる気が起きず

なにもしたくない日は あの空を見上げてみよう

みんな繋がっているよ 

 

 

虹の空に向かって

伸ばしたこの手が届くといいなあ 誰もが望む未来あすへ

二度となみだを見ずに 生きてゆけたなら…

誰かの悲しむ姿を もうこれ以上見たくない

 

眠りから覚めた君は その瞳をこすって

何を想うのでしょうか 何を願うのでしょうか

 

夢を語り、愛を語り 人は大人になる

誰もが夢見るような そんな輝く明日はどこへ